5月31日~6月1日
以前から登ってみたかった奥秩父の名峰「甲武信ヶ岳」
雪もだいぶ無くなってきて、梅雨入り前の丁度良いと思われるこの時期に
登ってみる事にしました。
甲武信ヶ岳はその名前の通り山頂が甲州(山梨)武州(埼玉)信州(長野)の
3県の県境という山。しかも埼玉側は荒川水源、山梨側は
富士川水系、そして長野側は日本一の長さの千曲川(信濃川)の水源という
分水嶺の山で、私のような川好き(笑)にも大変魅力的な山域であります。
ルートは色々ありますが山梨側の西沢渓谷から徳ちゃん新道を
上がるルートと長野側の千曲川源流歩道を上がるルートの2通りが
メインのようです。
今回は千曲川源流部を観たいので長野側から登るルートを行き、
山頂を経て甲武信小屋でテン泊というプラン。
さて5月31日(土)
朝8時過ぎに長野側の出発点である川上村の毛木平駐車場に到着すると
広い駐車場はなんとすでに満車。まぁ有る程度予想はしていたので
入口近くの林道脇に駐車して出発準備。
ここはよく整備されていてトイレも綺麗です。
8時半頃しゅっぱ~つ
最初は歩きやすい林道。新緑が気持ち良いですな。
林道途中にある大山祇神社で山行の安全を祈願。
30分ほど林道歩きが終わり、道は千曲川源流歩道に。
ミツバツツジが咲いてます。 山梨側ではよく咲いているらしい
シャクナゲもこちらはチラホラ程度。
こんな感じで沢沿いに道は進みます。
千曲川源流点までは急登は無く良い感じの登りが続く。
沢沿いが心地よく道も整備され過ぎず荒れ過ぎずで楽しい。
この道好きだな~♪
1時間半ほど歩いたあたりでちらほらと残雪が出現。
残雪があるとは聞いていたんですが、もっと山頂付近かと予想していたので
ちょっとビックリ(笑)
1時間40分ほどでナメ滝。
天然のウォータースライダーみたいだ。
だいぶ川が細くなってきました。
源流点近くは残雪が多くなってきましたがアイゼンを付けるほどでは
ない感じ。
川のすぐ横で鹿がウロウロしていましたが人慣れしているのか
我関せずって感じ(笑)
川はいよいよか細くなってきた。源流点は近い。
駐車場からだいたい3時間。
千曲川源流点に到着。立派な碑があります(笑)
木の下あたりにある小さな穴からコポコポと湧き出ていました。
日本一の長さの川千曲川(信濃川)の最初の一筋ですなぁ。
備え付けのコップで飲んでみましたが冷たくて美味しい!!
源流点から先は尾根道まで残雪の多い急登。
登り切ると国師ヶ岳―甲武信ヶ岳の尾根道に出ます。
山頂はもうすぐ。
甲武信ヶ岳山頂にとうちゃく~♪
つづく